大分大学医学部総合型選抜の地域枠に出願予定の皆さん、いよいよ本番が近づいてきました。
体験研修の申込を終え、出願の準備を進める今、最も意識してほしいのが「面接」です。地域枠では、最大300点という高い配点の面接が、合否を左右する重要な要素になります。
本記事では、特に地域枠の面接で求められる3つの心得と、逆転合格を掴むための具体的な戦略について、当塾の指導経験をもとにお伝えします。
面接で落ちる人に共通するポイント
大分大学医学部の面接は、「本気度」と「地域医療への覚悟」を見極められる場です。
以下のような受験生は、面接で評価を下げてしまいます。
- 志望理由が浅く、「地元だから」「親が医師だから」などの受け売り
- 地域医療の現場に対する理解や覚悟が感じられない
- 圧迫的な質問に動揺して黙ってしまう
- 志望理由書に書かれている内容が自分の言葉で説明できない
- 医師としての倫理観や協調性が伝わらない
とくに「自分の言葉で語れていない」ことが最大のマイナスポイントです。
面接で評価されるための3つの心得
① 覚悟を伝える:「地域医療への貢献」をどう語るか
地域枠の根本的な目的は、「地域で医療に従事する人材を育成する」ことです。
ですから、面接では将来のビジョンや、地域医療と向き合う覚悟を問われます。
なぜ自分が地域医療に貢献したいのか?を具体的に話せると、説得力が増します。
② 自分の言葉で語る:借り物の表現に注意
インターネットで見つけたような言い回しでは、面接官の心には届きません。大切なのは、「自分の体験」や「想い」を言葉にすることです。
小さなきっかけでも構いません。クラスマッチで感じたリーダーシップ、自宅の介護経験から学んだ優しさ、どんな経験も立派な志望理由になります。
③ 圧迫に強くなる:動じない練習を積む
大分大学の面接では、時に圧迫気味な質問が投げかけられます。こうした問いに動揺せず、しっかりと自分の軸を持って答えることが大切です。答えに詰まっても、「考える姿勢」を見せることができれば評価されます。
面接は「練習」で変わる|逆転合格を生んだ塾の指導
当塾では毎年、総合型選抜受験者(地域枠、一般枠とも)を対象に面接練習を行っています。
最初は緊張で声も出なかった生徒が、数ヶ月後には堂々と自己表現できるようになり、共通テストでボーダー未満でも面接で逆転合格した例もあります。
ときには講師が意図的に“かき回す役”を担い、圧迫的な状況を作ることで、より実践的な対策を行っています。受験本番で動じない心を育てるには、事前のトレーニングが欠かせません。
地域枠の誓約書|出願する前に親子で理解を
地域枠では、合格後に「将来地域で働く」という旨の誓約書を提出する必要があります。この誓約は単なる形式ではなく、地域医療を支える覚悟を問う重要な文書です。
過去には、入学後に辞退してしまい、その高校から数年間合格者が出なくなったケースもありました。
当塾では必ず、親子面談を通じてこの点を丁寧に説明しています。出願前に必ず、家族と話し合い、納得したうえで進んでください。
面接で逆転した実例
- ケース1: 共通テストの得点率が足切りギリギリでも、面接で300点中285点を取り、見事合格
- ケース2: 圧迫質問にも落ち着いて自分の考えを述べ、誠実な姿勢が評価されて逆転合格
いずれの生徒も、早期からの練習によって自信を身につけていました!
まとめ|出願後が「本番」のスタート
地域枠の出願はゴールではなく、「本番のスタートライン」です。面接は、あなたの人間性と覚悟が問われる大きなチャンスです。
当塾では、大分大学医学部総合型選抜に特化した面接指導・志望理由書の添削を行っています。
面接に不安がある方へ
今からでも、間に合います。
一緒に、本気の対策を始めましょう。
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